コンピュータ関連
セキュリティ関連
ウイルス対策 anti-virii
コンピュータウイルス(virii, virus)とは、第三者のプログラムやデータなどのファイルに対して意図的に何らかの被害をおよぼすように作られたプログラムを指す。
ウイルス対策には、ウイルスの検知/駆除/感染防止などの機能をもつウイルス対策ソフト(アンチウイルスソフト, ワクチンソフト)の利用が有効である。
ウイルス対策ソフトは、ウイルス定義ファイル(virus definition file, pattern file; ウイルス及び感染ファイルの特徴・パターンを収めたファイル)内にあるウイルス検知パターンとファイルを比較してウイルスを検出する。それ故、古い定義ファイルでは新種のウイルスは検出できないため、ウイルスチェックの際には最新の定義ファイルを用いることが重要である。
ZAO Kaspersky Lab によるセキュリティ統合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。最新版となる2009は、ver.8に相当。
国内におけるコンシューマ向け製品は、ジャストシステムが2006年から5年間の独占販売契約を持つ(旧ヴァージョンの ver.5 ではライフボートが独占販売契約を結んでいた)。
ウイルス対策・スパイウェア対策に機能を限定した下位版は、「Kaspersky Anti-Virus」となる。
▩2008.10.03.「Internet Security 2009」日本語版正式リリース予定。
◈Viruslist.com: カスペルスキー・ラブス・ジャパンによるウイルス関連情報サイト。
◈カスペルスキー−オンラインウイルススキャン
◈Kaspersky Lab Wiki: 有志によるカスペルスキーに関する情報サイト。
トレンドマイクロ社によるセキュリティ総合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。
海外名称は「PC-cillin」。
「ウイルスバスター2007」では、単体でリリースされていた「スパイバスター」が統合され、より高度なスパイウェア対策が可能となった。
▩2008.09.19.「ウイルスバスター2009」リリース
◈トレンドマイクロ−ウイルスデータベース
◈トレンドフレックスセキュリティ−オンラインスキャン
シマンテック社によるセキュリティ総合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。
ウイルス対策・スパイウェア対策に機能を限定した下位版として、「Norton AntiVirus」がリリースされている。
▩2008.09.13.「ノートン・インターネットセキュリティ 2009」リリース
◈シマンテックセキュリティレスポンス
◈シマンテックセキュリティチェック
マカフィー社によるセキュリティ総合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。
メール等に含まれるリンクの安全性を評価する「SiteAdvisor Plus」機能を加えた最上位版として「マカフィー・トータルプロテクション」が、ウイルス対策・スパイウェア対策・ファイアウォールに機能を限定した下位版として「マカフィー・ウイルススキャン プラス」がリリースされている。
▩2008.09.26.「マカフィー・インターネットセキュリティスイート 2009」リリース
◈マカフィー スレットセンター: セキュリティ情報サイト。
エフ・セキュア社によるセキュリティ総合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。
スキャンエンジンには、特性の異なるウイルス検知用の3種類とスパイウェア検知用の2種類を搭載する。
◈日本エフ・セキュア 最新ウィルス一覧
◈F-Secure オンラインスキャナ
コンピュータ・アソシエイツ社によるセキュリティ総合対策ソフト。ウイルス対策のほか、ファイアウォール、スパイウェア対策、スパムメール対策などの各機能を備える。
ウイルス対策のみを目的とする機能限定版として、「CA アンチウイルス」がリリースされている。
◈日本CA Virus Information Center
Vintage Solutions, Inc. によるウイルス検出ソフト。フリーウェア。
但、2006年秋以降、開発元のサイトが閉鎖状態となり、基本的には入手不可。
検出機能には、Kasperskyエンジンを採用。但、検出機能のみで、駆除・隔離を行う機能はない。
また、常駐機能がない為、リアルタイムでのウイルス検出は行えない。
◈Vintage Solutions, Inc. official site: http://www.vintage-solutions.com/ 閉鎖。
不正アクセス対策 anti-hackery
不正アクセスとは、アクセス権限のない者によるコンピュータへのアクセスを指す。
不正アクセスは、主にインターネットなどのネットワークを通じて行われ、セキュリティ上の弱点(セキュリティホール)を衝き侵入を図る。侵入された場合には、データやプログラムの盗見・改竄・破壊や、他のコンピュータへ不正アクセスする際の踏み台とされる恐れがある。
外部ネットワークからの不正アクセスを防ぐ主な方法としてファイアウォール(firewall)が挙げられる。ファイアウォールとは、外部ネットワークとの境界に設置され、外部と流通するデータを常時監視し、不正アクセスを検出・遮断するシステムである。主にソフトウェアが用いられるが、より高い性能が必要な場合はハードウェアを用いてシステムを構築する。
GRC による、ネット接続時におけるセキュリティ(外部からの不正アクセスの可否)のチェックを行うオンラインツール。
Test My Shields! の項目では、NetBIOS session service を行うポート139、及び NetBIOS への外部からの接続の可否のチェックを行う。
Probe My Ports! の項目では、主な10個のポート(#21, #23, #25, #79, #80, #110, #113, #139, #143, #443)への外部からの接続の可否のチェックを行う。
Sunbelt Software によるファイアウォールソフト。
ver.2までは個人利用に限り無料(ビジネス向けは$39)であったが、ver.4 より全て有料化された。但、30日間の試用期間を過ぎても機能限定版(free mode)として使用を継続できる。
本ソフトウェアは、元々 Tiny Personal Firewall として作成され、Tiny Software Inc. より Kerio Technologies Inc. が分離した際、Kerio Personal Firewall へと移行した。2005年10月、Kerio 社は企業向け製品に重点を置く為に提供を打ち切るとしたが、2005年12月に本ソフトウェアのみ Sunbelt Software により買収され、Sunbelt Kerio Personal Firewall となった。
Tiny Software, Inc. によるファイアウォールソフト。
ver.2 までは個人利用に限り無料(ビジネス向けは $39)であったが、ver.3 より全て有料化された。最終版となる「Tiny Firewall 2005」は、ver.6に相当。
Tiny Software, Inc.は1999年に創立され、2005年6月に Computer Associates International, Inc.(以下 CA)に買収された。 買収当初は単独製品としてリリースされていたが、CA社製品への統合に伴い廃版となった。
※CA−TINY Software to CA Product Migration (2006/10/13)
▩2006.01.02. ver.6.5.126 リリース
◈Tiny Software, Inc. official site: http://www.tinysoftware.com/ 閉鎖
スパイウェア対策 anti-spyware
スパイウェア(spyware)とは、ネットワーク経由で様々な情報を収集するプログラムを指す。
このプログラムの多くは、各種マーケティングのための顧客情報を集めることを目的とし、ユーザーのインターネット利用に関する情報(閲覧サイト、ダウンロードファイルの情報等)を収集する。
スパイウェアがPC内に組み込まれるのは、他のソフトウェアを介し(他のソフトウェアの一部として)インストールされる場合が主であるが、メールやCD-ROM、Web上のサイトなどで各種スクリプトが用いられる場合もある。
スパイウェアの問題点として、ネットワーク環境の改変や、メモリに常駐しているためのシステムリソースの減少、通常の削除方法ではシステムフォルダやレジストリに関連ファイル・関連情報を残したままになること などが挙げられる。
LAVASOFT によるスパイウェア検知・削除ソフト。フリーウェア。
有償の上位版に、「Plus」 及び 「Professional」 がある。
▩2005.05.27.「Ad-Aware SE 1.06」リリース
※Lavasoft−Support Forums
※窓の杜−Ad-Aware SE Personal Edition 紹介ページ
※潟Aスキーソリューションズ−Ad-Aware SE 紹介ページ
スパイウェア 「CoolWebSearch」の検知・削除ソフト。Merijn.org により開発。フリーウェア。
本ソフトウェアは、2004年6月に一旦開発が中止。2004年10月に InterMute, Inc. に売却。2005年5月には同社ごと Trend Micro Incorporated に買収され、Trend Micro Incorporated 製の「スパイバスター(海外名称: Anti-Spyware)」に同梱されるようになった。
▩2005.11.00. ver.2.19 リリース
Gibson Research Corporation (GRC) によるスパイウェア検知・削除ソフト。フリーウェア。
2000年初め、公開開始。2001年晩冬、開発・配布を停止。最終版は ver.0.99。
トレンドマイクロ社によるスパイウェア対策ソフト。
2005年5月に買収した InterMute, Inc. のスパイウェア対策専用製品をベースに開発。CWShredder を搭載。
2006年2月、年間50万ユーザを販売目標に掲げリリースされるが、同年8月、「ウイルスバスター2007」に統合されることに伴い販売終了となった。
▩2007.09.30.「スパイバスター 2006」サポート終了
▩2006.08.30.「スパイバスター 2006」販売終了
▩2006.02.10.「スパイバスター 2006」リリース
関連団体
1997年1月、情報セキュリティ施策を一元的に展開する体制として、通産省特別認可法人である 情報処理振興事業協会 内に、それまでの組織を改変し発足。国内で発生するコンピュータウィルス・不正アクセスの被害届を総括する唯一の公的機関。
インターネットを介して発生する各種のセキュリティ問題に際し、システム運用管理の視点からコーディネーションを行う組織。
コンピュータセキュリティについての調査・研究・監査を通じ、コンピュータセキュリティ思想の普及活動を行うことを目的とした団体。
ワイルドリスト(WildList; 世界の2ヶ所以上の国・地域で感染報告のあったウイルスのリスト)を発表する組織。
リストは毎月中旬に発表され、流通が確認されなくなり次第、順次リストより削除される。
主なアンチウイルスソフトは、ワイルドリストに記載されたウイルスを100%発見・駆除できるように作られている。
補足:
[参考資料]
- マイクロソフト: セキュリティ
- CNET Japan: セキュリティ
- ITmedia エンタープライズ: セキュリティ
- ITpro: セキュリティ
- セキュリティホール memo
- higaitaisaku.com (a.k.a. 「アダルトサイト被害対策の部屋」)
- ネット詐欺 相談室
- ACM: CACM−Japanese CACM Collection 日本語版 vol.5 No.2 「スパイウェア」
- b.d.c (bottom dead center)





















